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猫と梟と私のお話【HQ R18】
第1章 始まりは突然に
「悪ぃ、調子こいた……」
「……大丈夫」
気まずい空気が2人の間に流れる。
その静寂を破ったのは、私の方だった。
「木兎とは、こんなことしてない……ホント、ただ……お風呂上がりに、少し話しただけ」
「それだけでこんなに匂い付かねぇだろ?」
「クロだって……さっきまで女の子と居たでしょ……別に、私が誰とどこで何してようがクロには関係ないじゃん……」
「は?」
私はその場に投げられている下着を掴み、湿って冷たくなったソレを再び履いた。
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