第6章 デートのお相手は?
本気か冗談か分からない燭台切の言葉に戸惑いつつも、審神者はほっと胸を撫で下ろした
山姥切「大丈夫か?主」
審神者『///う、うん!大丈夫、大丈夫!みっちゃんって声もイケメンなんだもん。ちょっとドキドキしちゃった』
審神者は舌をぺろっと出して照れたように微笑んだ
燭台切「主・・・山姥切くんのこともだけど、あまり僕たちを煽らないでくれるかな?」
一旦は我慢をした燭台切だったが、何気ない審神者の言葉と仕草に本気で連れ出そうと考えてしまった
審神者『???』
乱「そんなに可愛い仕草は禁止ってこと。主さんは自分が可愛いこと、自覚してね」
次郎「そうそう。あんたみたいに可愛い娘に《好みなの》とか《ドキドキしちゃった》なんて言われたら、いくら私らでも歯止めが効かなくなるってこと」
山伏「主殿は殿方のことがわかっておられぬ」
審神者『・・・なんか、よく分からないけど・・・わかった!気をつけます!』
結局わかっていない審神者の曖昧な返事に、山姥切たちはそっとため息をついていた
堀川「とにかく!燭台切さん、抜け駆けは禁止ですからね」
燭台切「・・・堀川くんは怖いね。流石、和泉守くんの助手だ」
にこにこと微笑んではいるが目は笑っていない