第6章 デートのお相手は?
審神者『///ま、待って!清光!まんばちゃんもぶっしーも!・・・行っちゃった・・・なんで?なんでおしゃれなの?』
引き止める間もなく部屋を出ていってしまった加州たちに大きなため息をつき、審神者は堀川を上目遣いに睨んだ
堀川「決まってますよ。主さんが可愛いからです!!」
審神者『///』
満面の笑みで言い切られた審神者は、何も言えず赤くなった顔を俯かせるしかなかった
加州「持ってきたよ~おおー!堀川、器用だね~すごく可愛い。はい、主こっちに手を貸して。うわ~綺麗に手入れしてるんだね。よーし張り切っちゃおっかな~」
次郎「可愛いじゃない!じゃあ私はお化粧だね。主は可愛い系だから・・・季節も春だし、桜をイメージしたらいいんじゃない?」
加州「あ、それいいじゃん!可愛く仕上げてあげるね」
審神者『///よろしくお願いします・・・」
良家のお嬢様のようだと思いながら、黙って世話を焼かれる審神者だった
乱「わぁ!主さん可愛い!」
燭台切「やあ、とても可愛らしくなったね。乱ちゃんと君に似合いそうな服を見繕ってきたよ。
当初の目的のうさ耳は外され、堀川によって長い黒髪は器用に編み込まれ
淡いピンクの口紅に薄化粧、加州に施されたネイルは春を想わせる桜が描かれていた