第2章 主に従いなさい
卯月『あんまり時間ないから一気に行くね』
五虎退「えっ?」
平野「油断、しました」
小夜「・・・」
愛染「!!」
前田「仕方ありませんね」
秋田「負けました」
短刀たちの合間をぬって次々と頭を撫でて行く
卯月『さて、残るは大将組か・・・まずは、信濃!』
信濃「はぁ?!」
突っ込んできた信濃の懐に潜り込み抱きしめた
いきなりの出来事に信濃は固まってしまう
卯月『ボッキュッボンじゃないけど、あとで抱きしめてあげるからね。はい!厚くん、後藤くんもゲット〜』
信濃に掴まったまま後ろにいた厚と後藤の手を掴んだ
厚「///ず、ズルイぞ・・・」
後藤「そうくるなんて・・・」
信濃がいて攻撃出来ない状態で手を繋がれた2人は大きくため息をついた
卯月『味方を利用するのも戦術ってね。さて・・・』
残るは薬研1人
卯月(実際1番厄介なのが最後まで残っちゃったなぁ〜)
薬研藤四郎、短刀とは思えない観察力と行動力、加えていちいち言動が男前
ある意味太刀や打刀たちよりタチが悪い
卯月(ズルイけど・・・仕方ないか〜)