第2章 主に従いなさい
薬研「じゃあお言葉に甘えて全員で行かせてもらうぜ。あぁ、俺が勝ったら新薬の実験台になってもらうぜ。ここは男ばかりで女はいないからな、ちょうどいい」
ニヤッと笑った笑みに自然と半歩下がってしまう
卯月『女性限定って・・・あえては聞かないけど、何妖しそうな薬開発してんのよ!いいわ、実験台でもなんでもなってあげる。だけど・・・勝ったら、だからね』
厚「あ、そん時はオレも混ぜてくれよな、薬研」
信濃「俺は懐に入れてくれたらそれでいい。胸は小さそうだけど、我慢する」
後藤「もっとボッキュッボンのお姉さんが良かったな〜」
包丁「人妻になって撫で撫でしてほしいのだぞ」
卯月(この子達大丈夫なのかな?ま、勝ったら教育し直しね)
頭が痛くなりそうな要望にため息が出てしまう
卯月『はいはい、勝ったら何でも言うこと聞いてあげるから。とっとと始めましょう』
卯月『あら、流石は薬研、厚、後藤、信濃の大将組は動きに無駄がないわね。けど・・・まだまだ!!』?
薬研たちの攻撃をかわしながら卯月はチラッと空を見上げた
卯月(急がないと・・・)
今剣「よそみしてるとあぶないですよー」
軽やかに跳躍した今剣が目の前に迫った
卯月『わー今剣ちゃんいらっしゃーい。はい、つーかまえたー』
今剣の刀をスルリとかわし後ろに回るとギュッっと抱きしめた
今剣「あ・・・しっぱいしました。あるじさまはおにごっこもとくいなのですね」
卯月(今あるじって・・・なんか、嬉しいな)
今剣の頭を撫でてやり後ろに下がらせる