第5章 ご褒美は俺が!!
審神者『じゃあ残ったのは今剣ちゃんと貞ちゃんと薬研?ご褒美は後で聞くね。まずは・・・頑張ったみんなにご褒美』
加州「わぁ、綺麗!」
後藤「飾り紐?」
審神者『そう。私が編んだの。出陣の時必ず身に着けて欲しいの。霊力を込めて編んであるから、もしもの時はみんなを護ってくれるわ』
卯月は緑がかった明るい青の飾り紐を取り出すと一期に差し出した
審神者『一期、護ってくれてありがとう。これからもよろしくね』
一期「主・・・これからもお護りいたします」
手渡された飾り紐を大切そうに受け取り、膝を折ってその甲に口付けた
審神者『///い、一期!あれ?これ・・・』
一期「私の霊力を込めたおまじないです。主のお護りほどの効力はありませんけれど、多少の盾にはなるはずです」
石切丸「へぇ、一期くんそんなことも出来るんだね」
厚「いち兄凄げぇ!」
突然の行為にドキドキしたが、口づけの跡は淡く光って消え審神者は不思議そうに自分の手を眺めた
審神者『///ありがとう、一期。じゃあ次は初期刀のまんばちゃんね」
山姥切「ありがとう・・・大切にする・・・」
審神者『///ま、まんばちゃんまで・・・』
山姥切に渡したのは優しい瞳を思わせる青緑の飾り紐
お礼にとぎゅっと抱きしめると、頬を真っ赤にさせた審神者がたまらなく可愛かった