第5章 ご褒美は俺が!!
審神者『ごめんなさい・・・薬研が受け止めてくれたから何処も打ってないと思う・・・』
薬研「本当か?そうか・・・なら良かった」
しゅんとした卯月に苦笑いを浮かべ、薬研は仕方なさそうに頭をそっと撫でた
五虎退「あ、主さま心配しました」
小夜「びっくりした・・・」
今剣「きからおちるなんてあるじもまだまだですね」
三日月「主は本当にお転婆だなぁ」
小狐丸「ええ。けれどもそこがぬしさまの魅力です」
鶯丸「子供は元気が一番ですからね」
獅子王「子供って年齢でもないと思うが・・・」
薬研「おいおい、あんたらがそうやって甘やかすからいつまで経っても落ち着かないんだろう?」
歌仙「薬研の言う通りです。主は年頃の女性らしく、少しは《お淑やか》と言うものを、って主!聞いてます?」
ふと卯月を見ると、心配して駆けつけた短刀たちを膝に乗せにこにこと先程の鬼ごっこの話で盛り上がっている
審神者『ん?聞いてる聞いてる。けど・・・短刀ちゃんたちと遊ぶの楽しいんだもん!』
歌仙「あ、あなたという人は・・・仕方のない方ですね。心配するような危険なことだけはしないと誓って下さい」
審神者『はーい。じゃあ、指切りね』
無邪気な笑顔に歌仙もそれ以上言えなくて、大きくため息を付き苦笑いで指切りをした