第5章 ご褒美は俺が!!
一期「歌仙さんと加州さんの負けですね。わかりました。これからも主と同じ部屋で寝かさせていただきます。ただし、私の部屋ではなく弟たちの部屋です」
包丁「本当か?いち兄。 主と同じ部屋で寝れるのか?」
五虎退「ほ、本当ですか?嬉しいです」
薬研「だが、俺たちの部屋にはあと一組しか布団はひけないぞ?いち兄もとなると布団が足りない」
審神者『そうなの?じゃあ・・・今日は薬研のお布団で一緒に寝ようっと』
薬研「///な!何言って・・・」
審神者『え~駄目なの~?ずっと一緒に寝てくれてたじゃない』
突然の審神者の発言に、薬研は柄にもなく慌てていた
「「「薬研・・・」」」
じとっと細められた全員の眼が薬研に向いた
薬研「///ちょ、ちょっとまて!誤解を招くような言い方をするな!大将が勝手に俺の肩や膝で寝てただけだろ!そ、そりゃ何回か一緒には寝たけど・・・」
一期「薬研・・・後で詳しく教えて貰いましょうか」
五虎退「や、薬研兄さん、お覚悟ですね」
厚「お覚悟だな。だから言ったじゃないか《手を出すな》って」
後藤「職権乱用だな」
薬研「だから!何もしてねぇって!」
鯰尾「薬研が押し負けてますねー」
骨喰「あんなに焦る薬研、初めて見た・・・」
賑やかに薬研をからかう粟田口短刀を、鯰尾と骨喰は珍しそうに眺めていた