第5章 ご褒美は俺が!!
燭台切「あれ?照れちゃった?可愛いね、キミは。朝餉を全部食べたら、おやつに苺のプリンを作ってあげるからね」
審神者『///プ、プリンに釣られるほど子供じゃないわ!みっちゃんの意地悪!』
燭台切「え、いらないの?菜園で採れたての苺で作ったプリンだよ?とーっても甘くて瑞々しいからキミにって、加州くんが持ってきてくれたんだけどなぁ」
審神者『清光が?じゃ、じゃあ食べてあげなきゃ。ちゃんと食べるから、みっちゃんは苺のプリンを作ってきて』
燭台切「うん、いい子だね」
そっと頭を撫でた燭台切は、厚と一期が平らげて空になった食器を持って部屋を出ていった
審神者『///子供じゃないのに!』
ぷーっと頬を膨らませた審神者を、一期と厚は笑いを堪えて見ていた
厚(結局プリンに釣られてるじゃないか。大将もまだまだ子供だな)
審神者『一期。今日は天気がいいから少しお散歩しましょ。五虎ちゃんたちも一緒に行きましょうね』
さらに3日後
審神者は相変わらず一期を部屋で寝かせ世話を焼いていた
一期ももう諦めたのか何も言わず、にこにこと審神者の言う通りに従っている
五虎退「あ、主さまといち兄、お似合いですね」
今剣「こいびとどうしみたいです」
前田「いち兄たちの邪魔をしないようにしましょう」
一期(まったく・・・人の気も知らないで)
コソコソと喋る内容は、刀剣の一期には筒抜けで審神者には聞こえない