第4章 炎に、堕ちる・・・
燭台切「本当は薬研くんも行きたいんじゃないのかい?」
薬研「ん?俺は後でゆっくりと『来なくていいから!前言撤回!』
薬研「ん?なんのことだ?俺だって大将に甘えたいんだよ・・・」
審神者『う・・・まったくもぅ・・・いいわ。ただし!一期と一緒にね』
薬研「げっ!」
一期「お任せください。薬研の素行は私が見張ります」
玄武「ほら、まとまった所で次に行くぞ」
審神者『はーい』
呆れるほどほのぼのとした審神者たちに、大きなため息が出てしまう四神たちだった
次は東の桜草
植えたのは少女と間違えるほど可愛い乱
乱もまた審神者(悠月)を想い、白い勾玉を埋めたのだった
審神者『《桜草と乱ちゃん》なんて素敵な組み合わせ。乱藤四郎、純粋な憧れを胸に秘めた刀剣。あなたには《神楽(かぐら)》の名を与えます。華やかな音に舞うように自然の美しさを失わないで』
乱「ありがとう、あるじさん。ボクは悠月の事が大切だった・・・悠月も《大切な人を護るために戦ってるんだ》って言ってた。それが誰かは分からないけど・・・ボクは悠月の魂と悠月が護ろうとした人を護るよ」
悠月の初ドロップ短刀、乱藤四郎
乱もまた、長い刻を審神者(悠月)と共に過ごしてきた短刀だった