第3章 誰よりも大切な君
鶴丸「そういや薬研、主は霊力を使い切ると幼児化するって言ってたな・・・なんで今回は大人のままなんだ?」
薬研「そんなこと俺にわかるわけないだろ。けどその理屈なら、全力じゃなかった、ってことじゃねーのか?」
主屋に移動する審神者たちを見ながら、鶴丸たちは薬研の言葉にゾッとした
三日月「ははは。主と真剣勝負をしなくて正解だったな。それほどの霊力ならば、ここにいる全員が束になって挑んだとしても敵わなかったであろう」
一期「ええ、短刀たちは手加減していただいたようですが、私たち太刀はコテンパンにされそうですね」
岩融「今度手合わせをしていただこうぞ!」
今剣「あるじさまはおつよいです!」
小狐丸「ええ、ぬしさまは強くて美しい」
骨喰「兄弟・・・夜這いなどしたら即手入れ部屋行きだぞ・・・」
鯰尾「わ、わかってます!しませんよ!」
疑いの瞳を向けられた鯰尾は慌てて否定した
一期「少しでも主に不埒な考えを起こせば・・・わかってますね、鯰尾」
とびきり優しい声と笑みに鯰尾は顔をひきつらせた
鯰尾(いち兄に《お覚悟》される!)