第3章 誰よりも大切な君
青龍「お前は・・・悠哉・・・」
悠哉「しー、僕の正体はまだ内緒でお願いします。卯月にもまだ会えない・・・僕の魂は穢れてしまっているから長く卯月のそばにはいられない・・・お願いします、僕の魂が時空の歪みで堕ちてしまう前に解放してください。そうすれば最期にもう一度卯月に会えるから・・・卯月を頼みます。誰よりも強いけれど誰よりも優しくて寂しがりやだから・・・」
審神者を青龍の腕に預けると、悠哉は寂しそうに笑いふっと消えてしまった
朱雀「早く解放しないと危険だね・・・卯月のためにも・・・」
青龍の腕に抱かれた審神者は何も知らず気を失っている
悠哉
半年前に急死したこの本丸の元主であり審神者(卯月)の想い人。
望月が意図的に捻じ曲げ作り上げられた結界に捕らわれたせいで魂が穢れ堕ちようとしていた