第3章 誰よりも大切な君
玄武「こんのすけが植えた草花がズレた結界を固定してしまっている。我らではあの草花は抜けぬ。植えた者の思念が強すぎる」
審神者『植えた人じゃなきゃ抜けないってこと?そんなの私の霊力でズバッと!』
青龍「力技は止めろ。また小さくなりたいのか。お前はいつまで経っても「まあまあ、卯月の冗談だから。ね?」
卯月『も、もちろんよ!蒼たちが心配するようなことなんて、しないしない』
全員(絶対嘘だ)
平野「その草花・・・僕たちが、植えました・・・」
青ざめ進み出たのは乱・包丁・五虎退・平野
一期「申し訳ありません!弟たちが・・・罰は私が代わりに受けますので、どうか弟たちには・・・」
一期一振は慌てて弟たちを庇うように頭を下げた
審神者『なんで罰を与えなくちゃならないの?悪いのは《方位を意図的に変えた誰か》であって平野たちじゃないわ。それに・・・私がこんなに可愛い子たちに罰を与えるわけないじゃない』
朱雀「出た!卯月の《可愛いは正義!》」
白虎「まぁ無意識に霊力を込めてしまっているのはこいつらの所為ではないからな」
五虎退「む、無意識では、ないんです・・・」