第3章 誰よりも大切な君
小さくなっていた時の卯月は、知能も感情も幼児化していて赤児のように警戒心が無く別人のようなものだった
元に戻れば可愛げのない生意気な少女
一期「主の強さは、よくわかりました。私たちはただ悠月の意思を継いでくれる主が欲しかっただけです。好んで審神者を傷つけたいと思ったわけではありません」
卯月「・・・わかったわ。別に私も、好き好んで剣を持ちたいわけじゃないから。ただし、不埒な真似をしようとしたら全霊力をお見舞いするから。重症は覚悟してね。女だと思って甘くみると痛い目にあうから』
昨日卯月に対して不埒な言葉を口にした鯰尾と骨喰に微笑みかけた
鯰尾「そんなことしませんよ〜あれば、冗談ですって」
骨喰「兄弟は仲良くなりたいと思っただけ。主に手を出すほど馬鹿じゃない」
卯月『まあ、そういうことならいいんだけど』
???「話がまとまったところで、お前たちに聞きたいことがある」
薬研「大将!」
いつのまにか審神者の周りに姿を現した長身の男たちに、薬研は審神者の手を引き抱き寄せた
審神者『///や、薬研!大丈夫、青龍たちよ!」
腰を抱かれ庇うように本体を構える薬研に、審神者は頬を染めながらも慌てて説明した
薬研「は?四神?人型にもなれるのか?」
警戒を解かないまま審神者に確認する