第2章 主に従いなさい
白虎「卯月は脳筋だからな。頭脳戦より力技。いいんじゃないか?卯月が命令すれば青龍だって逆らえない」
卯月『さらっとバカにされた・・・ごめんね、蒼。正式に私とは契約してないから、審神者(悠月)の霊力で顕現したままの薬研たちを危険な目に合わせたくはないの。緋、朱雀の緋弓を貸して。全て浄化します』
朱雀「・・・仕方ない・・・卯月は言い出したら聞かないんだから」
朱雀が羽根を大きく羽ばたかせると、燃えるような赤く美しい弓が卯月の腕の中に落ちてきた
卯月『ありがとう、緋。蒼、後で一緒にお団子食べようね。結界強化!!』
矢の無い弓を構え弦を思いっきり引き、叫んだと同時に弦を離すと・・・
数百の弓が出現し一斉に本丸全体に降り注いだ
目の前で起こった出来事に刀剣男士たち全員が言葉を無くした
出現していた時間遡行軍百体全てが一瞬にして殲滅してしまったからだ