第7章 二人の山姥切
山姥切「いやいや!そこじゃない!とにかく!もう主に触れても大丈夫だな?和泉守借りるぞ」
和泉守「お、おい!」
審神者『まんばちゃん、ナイス突っ込み!』
山姥切「馬鹿なことを言ってないでその下着姿を隠せ///」
審神者『ありがとう///って何?!』
和泉守から奪った羽織を着せ、山姥切は審神者を抱き上げた
山姥切「その穢れ、薄れたとはいえ完全に清めなくてはならないだろう。露天風呂に連れていく」
審神者『そうだね・・・あ!長義も一緒に入る?』
「「「主?!あるじ?!大将?!」」」
歩き出した山姥切の肩越しに長義を呼ぶ審神者に、全員眼を見開いた
審神者『ん?どうしたのみんな』
長義「はぁ・・・おだ(今は卯月か・・・)相変わらず無邪気だな、卯月は。俺は後でいい。それにその身体、冷え切ってる。早く暖めないと風邪をひくぞ」
審神者『それは長義も一緒じゃない。一緒じゃなきゃ行かない!降ろして、まんばちゃん』
山姥切「降ろすわけないだろう。それに俺たちは刀剣だ。風邪などひかん。だから一緒に風呂に入る必要もない」
(嫉妬か?)
(嫉妬なのか?)
(嫉妬だろうね)
(嫉妬ですね)
(((あの山姥切が嫉妬だと!)))