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千銃士【Noble Master Project】R18

第9章 ラップ(R18)


「はっ……んんっ……ぅ……っ」

貪るように唇を重ね、マスターの舌を絡めとるように吸い上げる。

はしたない水音と規則正しい律動は、自分が「理性を失った獣」であることを実感させてくれた。

(あぁ……私は)


陛下の前では冷静な副官ですが
……沙優(あなた)の前では、ただの「男」になってしまうようですね。


「っあぁ……っ…ラップ……も、むり……っ、イク……イっちゃう……っっ」

ちょうど自分自身も下腹部から突き上げるような衝動が湧き上がってきた。

「っ……マスター……どうぞ…っ…お受け取り下さい…ッッ!!」

律動の速度は速まり、マスターの身体を支える手に力が入る。

「あぁぁっ…!!」

2人の体は光を帯び、マスターの胸元の痣が一層眩しく光った。


ビクン、と大きくマスターの身体が跳ねたのとほぼ同時に、滾った白濁は彼女の最奥へと注がれた。
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