千銃士【Noble Master Project】R18
第3章 イエヤス(R18)
目尻に涙を浮かべたマスターの唇を再び奪う。激しく舌先をからめ合い、角度を変えながら吐息を零して貪りあう。
「んんっ……ふ……んっぁ……」
まだ共に過ごして日が浅いマスターであったが
そんな時間の中でも、彼女はどこか穏やかで落ちついた女性だと思っていた。
黒く長い髪をなびかせ、白い肌はいつも綺麗で、
目が合うと優しく微笑みかけてくれていた。
そんなマスターが
顔を赤らめながら恍惚とした表情を浮かべ、嬌声を零しながら身体を震わせている。
こんな彼女は…見たことがない。
当たり前なのだが……それは新鮮で、そして煽情的な光景でもあった。
「イエヤス…ぅ……っ……ぁ…」
絞り出すように名を呼ばれ、細い指で腕に縋る。
その姿が愛おしく、何度口づけても足りないほどだ。
「マスター……もっと、あなたに触れたい……」
互いの瞳に姿が映るほどに顔を寄せながらも、イエヤスはマスターの下腹部へ指を這わせ、茂みの奥へと指を伸ばした。
「……あ、ぁ……あぁぁっ!!」
その瞬間、熱くなった蜜がイエヤスの指先に触れる。
ぐっしょり濡れたその場所が、マスターの身体が悦びに満ちていることを教えてくれた。
「マスター……良い、のか…?」
「あ、んんっ……」
こくこく、と頷く。その様子が可愛らしい。
かき混ぜるように、そしてゆっくりと、その濡れそぼった中心を撫で上げると、叫びにも近い声でマスターは啼いた。
「あっぁぁっっ!!っはぁんんっ……!!も、だめそこ…ぉ……!!」
そうしている間にもどんどん蜜が溢れ出していく。
「あぁぁっ!!あ、あ、イエヤス…ぅ……っっ!!」
蜜に囲まれた熱く固い蕾を見つける。そっとそこに触れると、マスターの身体が一層震えた。
「あぁっ!!あ…んんっ…ぁ…!!」
「……ここ、か…?」
「あ、むり…っ……そこ、そこは……あぁぁっ!!」
その瞬間、マスターの身体は大きく反り返り、腰が浮いた。
蜜壺からは透明な蜜が溢れ出し、一気にイエヤスの腕を濡らした。