第3章 イエヤス（R18）

Ieyasu side----



女人の肌というのは、こうも柔らかく滑らかで……気持ちのいいものなのか。

それともこれは、マスターだからなのか。


経験がない以上答えは出ないものの
とにかくマスターと肌を重ね合わせるのは、とても心地が良かった。


右の胸元に刻まれたバラの痣は、僅かに熱を帯びているようにも思える。

だがそれ以上に、マスターの身体全体が、火照り出しているのも感じていた。



生成りのシャツと木綿の下着に包まれた柔らかな乳房に触れると、指先ではなく自分の腹の奥から熱い何かが込み上げるような感覚が湧きあがり、思わず身体が震えた。


「……あ……っ…」


先端にある桃色の果実に触れると、マスターの身体は大きく跳ねた。


「っ……大事ないか…？」
「ん……大丈夫、だよ……そのまま……」


瞳を潤ませたマスターは頬を染めながら頷いた。
痛いわけではなさそうだ。


「マスター……」


そのまま果実に触れ指先で弾くと、マスターは更に背中を反らしながら何度も跳ねた。


「あっ……気持ち、いい……あぁぁっ……」


軽く触れるように弾き、そのまま摘んで少し力を入れる。


「あぁっ……ん……っぁ……」


マスターの声を聞いていると……こちらまでどうにかなってしまいそうだ。
イエヤスは思わずその果実を口に含んだ。

「やぁぁんっ……あ、それダメ……っ……あぁぁっ…！」
「……痛いか…？」
「ち、違うの……すご、く……おかしく、なっちゃ……ぅ……んんっ！！」
「っ……つらいなら…やめるが……」

「あっ……ぁ……だめ、やめないで…ぇ……っ…」

絞り出されるような彼女の声。
イエヤスの中に熱が生まれ、更にマスターの身体を深く欲してしまう。

果実に唾液を絡ませるように舌先でなぶり、淵をなぞるように縁を描く。
水音を立てながら吸い上げ、そのままもう一つの果実も味わう。


「はぁんっ…！！や、だめ……そこだめ……あぁぁっ…！！」
「んん……マスター……ん…っ…」


なぶった果実は完全に熟し、それを指先で弄びながらもう一つを口に含んで舌で転がす。
マスターは嬌声を上げながら何度もビクビクと震えた。


「…あぁ……マスター……」

「イエヤスっ……んんっ…！！」