第7章 「SBK」~二次審査~
そういえば、ゆっきーはいつも私のことを助けてくれたな…。
私がいじめられて泣いていたら、1人でいじめっ子達相手に喧嘩したり…、
体育祭で、私足遅いのにリレーに選ばれちゃって、
文句言いながらも毎日放課後遅くまで、練習付き合ってくれたし…、
高校の時は、私が熱あったのに無理して倒れちゃって、
私より背が小さいのに保健室までおんぶして、運んでくれたっけ…。
あの時あっきー、おどおどしてたな…。(笑)
最初は怒られたり、文句言われたり、バカにされたり、ゆっきーは少し口が悪いけど、
でも、ちゃんと助けてくれるんだよなー。
ゆっきーの姿に何度救われたことか。
私…、
ゆっきーの優しさに惚れてたのかもしれない…。