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第4章 「SBK」~一次審査~


3人で黙って、駅に向かう。
沈黙を破ったのは晴花だった。

「分かったでしょ?ひまたん。あっきーの事情。」

「うん…。秋ちゃんミュージシャンになること、お父さんに反対されてるんだね…。」

「…それに、今回が初めてじゃないんだ。前から言われてる。」

「そう…なんだ。」

雪ちゃんの言葉に黙り込んでしまう。

「これは、あっきーの家の問題だから、こればっかりわね…。」

「うん…、どうしよもないな…。」

「……。」



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