第8章 雨の日
「ひまちゃん、今なんて…?」
「だから、私がギターとボーカルするって言ったの。」
「お前マジか…?」
私の発言に2人はとても驚いている。
「でも、決勝戦まであと一週間ちょっとしかないし…ギターなんてそんなすぐ弾けるようになんてなれないし…。」
「だから、死ぬ気で練習する。晴花の分まで頑張りたいの…!」
私は今思っていることを、2人に伝えた。
「「……。」」
2人は最初困っていたが、私の意志が伝わったのか、
「分かったよ、ひまちゃん。」
「ただしひま、無理だけはするな。」
と、分かってくれた。
「ありがとう、2人共…!」