第2章 出会い
「何してんだよ!こんなとこで。」
突然入ってきたもう1人の男の人は、小柄で耳にピアスを開けている人だった。
(な、なんか…、チャラそう&怖そう…。)
私は少しびくびくしてましった。
そんなことはお構いなしに、2人はずっと話している。
「え、だって、ここってオレ達の部屋だろ?」
「ちげーよ!ほら、ここで歌ってる人いんだろ!」
「あれ?この人って、雪哉の彼女でしょ?」
(か、彼女?!)
「ちっがーう!もう、とりあえず帰るぞ。すみません、お邪魔しました~。」
「え?あ、はい…。」
私は返答するのに精一杯だった。
「……なんだっただ?今の…。」
私は1人ポカーンとしていた。