第7章 「SBK」~二次審査~
「え…、私達?」
「ひまたん!私達だよ!私達!」
晴花が歓喜余った表情で言った。
「やったな、みんな!」
「うっ、よ、よがっだ~(泣)」
雪ちゃんは、嬉しさのあまり泣いていた。
「やったぁぁぁぁ!!」
私は嬉しくて嬉しくて、席を立ち上がってしまった。
「あっ…。」
その瞬間、みんなに見られ恥ずかしくなって再び座る。
「えー、ゴホンっ…。
今回はとてもレベルが高く、誰が選ばれてもおかしくない状況でした。
その中で選ばれた、Rainとseasonの皆さん、決勝戦出場おめでとうございます。
1ヶ月後に行われる、決勝戦に向けて頑張って下さい。
以上で挨拶を終わります。」
そう言って、強面審査員の挨拶は終わった。