第7章 「SBK」~二次審査~
ひまわり達が演奏している頃、他の控え室では…。
「あの子…、初心者丸出しだな。基礎がまるでなってない。」
「確かにwそんなんで、よく一次審査突破できたな。」
seasonに対する、批判的な意見が飛び交っていた。
「まぁこういう子は、批判されると立ち直れないタイプだね~。可哀想に…(笑)」
「はっはっは!(笑)お前ってそんなに、性格悪かったけ~?」
「まあな、ふふふ…(笑)」
「はははは!(笑)」
2人のあざ笑う声が、控え室に響き渡る。
するとそこへ、
「遅れて、すみません…。」
「トイレ行ってました!」
慌てた様子で、2人の男性が入ってきた。
「次出番ですよ?カイルさん、ショウヤさん行きましょう!」
「「はいはーい。」」
慌てて入ってきた2人と、カイル、ショウヤと呼ばれる4人は、控え室をあとにした。