第6章 お買い物
閻魔庁に着いて、順番に部屋に子供達を運んでたら、鬼灯さんに呼ばれた。
「美桜さん、ちょっと良いですか?」
「はい!今行きます!」
呼ばれて付いて行くと、今日買ったものが広間に届いていた。
こうやって見ると凄い量!
「鬼灯君、美桜ちゃんお帰り!お買い物どうだった?楽しめた?」
閻魔様がニコニコしながら出迎えてくれた。
「それにしても凄い量だね!何を買ったの?」
「生活に、必要な物とか色々買ってもらいました!」
私が荷物を楽しそうに見ていると、閻魔様もニコニコしながら見ていると、鬼灯さんが
「さぁ閻魔様、運ぶの手伝ってください。」
「えっ!わし運ぶの⁈」
「そうですよ?その為に留守番させたのですから。」
「何しれっと当たり前だみたいに言ってるの!」
文句を、言いながらも手伝ってくれる閻魔様は、本当に良い人だなぁと思った。
最後の荷物を運ぼうとしたら、鬼灯さんに
「美桜さん、それを持って私の部屋で待ってて下さい。」
と、言われて鬼灯さんのお部屋で待っていた。