第6章 お買い物
その後は、駄菓子屋さんでお菓子を買ったり、ゲーセンに行ったり、色々見て回ってるうちに、夜になった。
子供達は、寝てしまってこれじゃ帰れないからと、タクシーを呼んだ。
「こっこれがタクシーですかっ⁈」
私は、初めて見る朧車に驚愕した。
「美桜さんは、初めてでしたね。地獄の車は、みんなこんな感じで自我が有ります。」
朧車の人?にどうぞと言われて中に子供達を、運んで私達も乗り込んだ。
「今日は、本当に有難うございました!何かいっぱい買ってもらっちゃって;;」
「いいのですよ、私も楽しかったですし、服も選んでもらえて嬉しかったですよ?この子達も、凄く楽しそうでしたし、此方こそ有難うございます。」
鬼灯さんがふわっと優しい笑顔をしながら寝ている一子ちゃん達を撫でているのを、見て役に立てて良かったと心の中で思った。