第6章 お買い物
「流石ですね。私は、服選びが苦手で。」
「意外ですね!鬼灯さんお洒落さんなイメージ有りました!」
「全然ですよ。現世に行く時は適当に選んでますよ。」
「じゃあ子供達のが終わったら鬼灯さんの服を選びに行きましょう!」
「私のですか?」
何着か子供達の服と着物を選んで、お会計は、やっぱり鬼灯さんがしてくれて、ペコペコしてると、気にしないでくださいと言ったでしょ?と軽く怒られてしまったので今日は、お世話になろうと思った。
鬼灯さんの服を選ぶためにぷらぷらと見て回ってるけど、中々ピンと来るお店が見つからない。
(やっぱり難しいなぁ…そもそも男の人の服なんて選んだ事ないじゃん!)
わなわなしてると一軒のお店が目に付いた。