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地獄の果てに

第6章 お買い物


衆合地獄の花街を抜けると大きなショッピングモールが目の前に広がった。

「わぁ!凄いですね!休みだから人も多い!」

私と白羽達がキョロキョロしながら、キャッキャしてると鬼灯さんが

「あまり離れてしまうと、迷子になりますよ?」
と言いながら私の手を引いてそのまま握って歩き続けた。

「あっあの手繋いだまま歩くんですか?」
(物凄く恥ずかしい///)
「おや、失礼嫌でしたか?」
「嫌とかじゃなくですねっ///」

バリトンボイスで少し悲しそうな顔で言われたら、心臓が持たないっ!
そんな私達を見ていた子供達が
『ずるい!手繋ぐ!』
と、白羽と一子ちゃんは鬼灯さんの手を、黒羽と二子ちゃんは、私の手を引いた。
「おやおや、では行きましょうか?」
それぞれ手を繋いでモールに向かった。
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