第6章 お買い物
「丁度朝ご飯の支度を、始めたところだったので、良かったです!朝食現世の食材ですけど大丈夫ですか?」
私は、まだ地獄の食べ物がちゃんと食べれるか分からないからしばらく現世と地獄の食材を交互に使ってご飯を作っていた。
「大丈夫ですよ。私も何か手伝いましょうか?」
「じゃあ、たくあんを切ってもらってもいいですか?」
子供達は、奥の部屋で大人しく遊んでいるので2人で朝食の支度を始めた。
「美桜さんは、毎日自炊をしてるんですか?」
「はい、朝食は必ず作ります。晩御飯も時間があれば作りますよ!私お料理好きで、お菓子とかもよく作ります!」
「家庭的な女性は、素敵ですよ。」
「へへっ!鬼灯さんに褒められちゃった!」
私がニヘラっと笑うと、鬼灯さんがポンポンと頭を撫でた。
鬼灯さんが頭撫でてくれるの凄く安心するなぁ…
「次は、何をしますか?」
「後はお魚焼いて玉子焼きを作るだけなので、座って待ってて下さい!」
私は、鬼灯さんに声を掛けて、残りの支度をした。