第5章 お仕事
「では、次のお仕事に移りましょう。」
(次はどんな仕事なのかなぁ?)
鬼灯さんに着いて行くと、巻物が保管してある倉庫に着いた。
「此方の箱に入っている巻物を棚に戻してください。1人になってしまうのですが大丈夫ですか?」
「大丈夫です!終わったら戻ります!」
「では、私は戻りますので、何かあったら此方で連絡して下さい。」
手渡されたのは、スマートフォンだった。
「えっ⁈地獄にもスマホがあるんですか⁈」
「ありますよ?私は、ガラケーですが、ないと不便ですからね。世の中便利になったものです。」
「スマホないと不便ですよね!生きてる時は、アプリ専用みたいな感じだったので、連絡とかは、不便してなかったんですけど、私オタクだったので、地獄でもアプリできるのはちょっと嬉しいです!」
嬉しそうに笑う美桜に渡して良かったと思う反面、遊び過ぎないか心配になっていると美桜が、察したのか
「大丈夫ですよ!程々にしますから!それに今は、忙しいので落ち着て余裕ができた時にやりますから!」
ドヤ顔をしてる私をみて、んーと唸り
「その時は、私もスマホにします!一緒にアプリをやりましょう!」
「本当ですか!やったー!楽しみが1個増えた!」
スマホの操作勉強でもしてみますかね。