第5章 お仕事
鬼灯さんの机の隣に私の席が用意されていて書類や判子などが用意されていた。
「暫く簡単な作業をしてもらいます。こちらに用意した書類をこちらの採用不採用に分けた箱に入れて分けて下さい。」
「私まだ地獄の事よく分からないのですが大丈夫ですか?」
「こちらの書類は、簡単なものなので大丈夫です。美桜さんが書類に目を通して必要か必要じゃないか判断して分けてみて下さい。最後に私が確認するので、美桜さんの思う通りにやってみてください。終わったら声をかけて下さいね。」
「…分かりました!頑張ります!」
そうして仕事が始まった。
私は、書類に目を通しながらブツブツと言い出した。
(えっと、不喜処地獄からで、最近動物達が運動不足気味なので、専用のマシーンが欲しい?…?ジムに通いましょう。)
私は、そっと不採用の箱に入れた。