第4章 検査
「この赤ちゃんは、どうなるんですか…?」
私が不安な顔をしながら白澤さんに問いかけると、
「この子は、子供を守ってくるれる神様の所に預けるつもりだよ。だから安心して!」
安心してかほっと胸を撫で下ろした。
「子供を守ってくれる神様ってどんな神様なんですか?
「鬼子母神って言う神様だよ、彼女ならこの子を守ってくれるはずだよ!」
「鬼子母神様…。」
「鬼子母神様は、元々子供を喰らう悪神でしたが、御釈迦様の教えを得て子供を守護する女神となった方です。鬼子母神様なら、ちゃんとこの子を守って下さるので安心してください。」
2人にそう言われ、白澤さんが、僕が責任を持って彼女の所に連れてくから安心してと言われ
「白澤さんこの子を、お願いします…。鬼子母神様にも直接私がお願いに行けなくてごめんなさいと、伝えといて下さい…。」
「任せといて!じゃあ僕は、行くね!後これは、薬。飲み薬と塗り薬があるからちゃんと使ってね?薬が終わる頃にまた取りに来てね!」
白澤さんは、薬を置いて医務室を出て行った。