第3章 面接
(ふぅ、お仕事決まったけど、大丈夫かな?こっちで生活する為にも、色々お金掛かるし、服とか下着とか急いで必要な物どうしよう。)
色々考えていたが、考えてもしょうがないと諦めお風呂から出ると、淡いピンク色の着物が置いてあった。
「わぁ!綺麗!桜だ!」
所々に桜の模様が描かれた着物をみて、喜んでいると、帯の下に下着のセットも置いてあった。
(下着まで、まさか鬼灯さんがわざわざ買ってきてくれたとか⁈)
そんな事を考えながら赤面していると、
「美桜さん、着替え大丈夫ですか?」
と、急に声を掛けられて驚いた美桜は、
「はひっ!だっ大丈夫です!すぐ行きます!」
と情けない返事をしてしまった。
「そうですか。あっ下着は、私の知り合の女性に頼んで用意した物なので、安心してください。」
と、鬼灯が言うと、美桜は、妄想した自分が恥ずかしくなり更に赤面してしまった。