第3章 面接
「よっ良かったぁ〜;;拷問のお仕事だったらどうしようかと、思ったぁ〜;本やネットで調べた知識と、実際やるのとじゃ、SAN値が全然違うんだもん!頭フル稼働してやってみたけど、やっぱグロいし硬いし、慣れるのに相当メンタルやられる!」
と、わーわーと騒いでいる美桜を、見てコロコロ変わる表情に鬼灯は、何とも言えぬ気持ちになっていたのだった。
「服も汚れてしまったので、そろそろ帰ってお風呂にしましょうか。」
そう言われて自分の身なりを見ると、返り血や肉片などでぐちゃぐちゃになっていた。
「あぁ!鬼灯さんに借りてる服なのにこんなに汚しちゃってごめんなさい!ちゃんと手洗いしてから洗濯します;;」
「気にしないでください。服は、買い直します。今日はお着物で宜しいですか?知り合いに一着借りてきたので用意しますよ。」
「何から何までありがとう御座います。着物で大丈夫です!」
2人は、閻魔庁へ帰り、美桜は、身体を洗いにお風呂に入った。