第3章 面接
部屋に着きベッドに、美桜を寝かせて離れようとしたら、着物を掴まれていた。
「困りましたねぇ。美桜さん離しててください。」
そう美桜に言い離れようとすると、
「やだ…行かないで。」
と寝言を言っていた。
「はぁ、仕方ないですね、少しだけですよ。」
鬼灯は、美桜の側に座り頭を撫でながら、これからの事を考えていた。
(美桜さんに、獄卒が務まるでしょうか?でも彼女なら立派な獄卒になりそうですね。後はあさひさんの事ですね。)
と考えているとニャーニャーと猫達が鳴き出した。
「あぁ、貴方達のご飯を用意しないとですね。それにしても猫又なのに、喋れないのですね?」
2匹は?を浮かべながら、鬼灯の膝の上に飛び乗った。
「んーもしかしたら貴方達は…いいですか?2人ともこれから私の言う事を強く念じて下さい。」
鬼灯は、2匹にある事を強く念じる様に言った。