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地獄の果てに

第12章 お菓子とおもちゃとそれからそれから


私は、お世話になってる人達に、現世で買ってきたお菓子を配り、仕事に戻る途中

「あっ美桜さん!探しましたよ!」

私を、見つけて走ってきたのは、唐瓜君だった。

「あっ!唐瓜君!私も探してたの、はいっクリスマスプレゼント!」
「えっ⁈あっ有難う御座います!あ、美桜さん!大変なんです!急いで三途の河まで来てください‼︎」
「ぬわっ!まっ待って‼︎」

唐瓜君は、私の手を引いて物凄い速さで走った。
私達が着くと、そこには鬼灯さんと、子供達が激しいバトルを、していた。

「こっこの状態は、一体…⁇」
「今日クリスマスでしょ?それで子供達がプレゼントを寄越せと、駄々を捏ねだして、人質まで取られまして…そこに鬼灯様が、来てくれたんですけど、ご覧の通り…」

ガキ大将っぽい子と鬼灯さんが、言い合ってるけど、あれ鬼灯さん楽しんでやってるんだろうなぁ。

「ん〜唐瓜君、ちょっとお使い頼まれてくれる?出来れば茄子君と一緒に。」
「えっ?」
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