第12章 お菓子とおもちゃとそれからそれから
「明後日クリスマスですよ!子供達に何も用意しないなんて、かわいそうだから、色々準備しようと思って買いに行ったら、買いすぎちゃって…」
あははと苦笑いすると、ツリーを眺めていた鬼灯さんが
「そっかクリスマス…全く考えていませんでした。」
「いつも構ってあげられないからせめてこうゆう時ぐらいは、甘やかしても良いのかなって、みんなのプレゼント用意したんで、鬼灯さんも手伝って下さいね!」
私がそう言うと、分かりましたと、返事をして2人で飾り付けや当日の段取りなんかを決めて、プレゼントを取り敢えずタンスに隠して、明日は、イブだから、ツリーだけ出して、子供達を呼びに行った。