第12章 お菓子とおもちゃとそれからそれから
広間に向かうと、閻魔様と遊んでる子供達が見えた。
「何サボってるんですか?」
問答無用で金棒をグリグリしてる鬼灯さん。
「イタタ!それが急にこの子達が走って来てこうなってるんだよ!」
「そうなの?今までどこにいたの?」
「あっちこっちで遊んでたよ?」
「ニ子達いろんな所知ってるから、遊んでた!閻魔様が見えたから取り敢えず飛び乗った!」
キャッキャしてる子供達に苦笑いしながら眺めてると
「さぁ、皆さん用があって探してました。」
「何々?」
「一回部屋に戻ろうか?閻魔様少し時間貰っても?」
「うん、いいよ、いってらっしゃい!」
私達は、また部屋に戻った。