第11章 sweet bitter spice
美桜の身体方は、生理が終わったらしく、鬼灯は、終始拷問よりも辛かったと語っていた。
「生理痛で、根をあげてたら、妊娠出産なんて恐ろしいですね。」
と、美桜が言うと鬼灯は、青くなり
「絶対耐えれないと思います…だから男性が出産の痛さを味わうと死んでしまうと言われている意味が分かりました…女性は、本当に凄いです!」
そんな話をしていた、鬼灯だが、生理が終わったのにも関わらず身体のあちらこちらが痛い事に違和感を感じていた。
(女性の身体は、終わっても暫く痛いのでしょうか?本当男は無能だなと感じてしまいますね。)
そんな事を思い仕事を済ませ。また1日が終わった。
次の日になり、やはり身体の違和感が抜けない美桜の身体に困り果て、白澤の元を訪ねた。
「貴方に頼るのは、嫌だったんですが、どうにもならなかったので。」
「本当一言余計だよな!その違和感の原因は、生前の傷のせいだと思うよ?」
「…美桜さんは、常にこんな身体の違和感を抱えていたのですか…」
「美桜ちゃんからしたら、慣れちゃった事だから、何とも思わないんだろうね。普通の子だったらまず耐えられないと思うよ…」
鬼灯は、いつも美桜が処方されてる薬を受け取り、仕事に戻った。