第11章 sweet bitter spice
美桜もあたふたしながらも、何とか用をたして戻った。
「トイレでこんなんだと、これから骨が折れますね…」
美桜がげんなりしながら言うと
「そうですね、お風呂とかもありますし、その、見てしまったり触ってしまうの申し訳ないです…」
「それは、お互い様ですよ!起きてしまった事は、しょうがないですし、戻るまで頑張りましょう!」
美桜の言葉に鬼灯も、気持ちを切り替えた。
これからの事を、話していると、子供達が戻って来た。
「あれ?美桜が鬼灯様になってる!」
「本当だ、鬼灯様が美桜様になってる。」
「よく分かったね!」
「分かるよ!雰囲気が違うもん!」
子供達にも、説明をして取り敢えずなるようになるだろうと、2人も気難しく考えず、過ごすことにした。
風呂なども戸惑いながらも、何とかなり、数日が過ぎた。