第10章 貴女の事
「これだけ探して、1つも見つからないなんて…」
あれから大分探したが、何一つ分からなかった。
「そうですね。白神様と呼ばれる神様がそもそも本当にいたのかも定かでは、有りませんし…今日は、これぐらいにしましょう。私も心当たりを探してみます。美桜さん、今日お休みですよね?あさひさんの側に居てあげてください。」
「はい、鬼灯さんありがとうございました!私も、神様の類を調べてみます!」
私がそう言うと、頭をポンポンされた。
「では、私は、仕事に戻りますね。あさひさん何か分かったら連絡しますね。」
「はい、鬼灯様ありがとうございます。」
私達は、鬼灯さんと別れて、衆合地獄に向かった。