第2章 全ての終わりと始まり
「///っごっごめんなさいっ///お風呂入り直してきますっ!!!!!」
そう言って美桜は、お風呂場に戻って行った。
「はぁ、着物が濡れてしまいましたね。床も拭かないと。」
ため息をつきながら、床を拭いていると、ニャーニャーと2匹の猫達が、鳴いていた。
「あぁ、貴方達の寝床を用意しないとでしたね。食事は、貴方達の飼い主が出てきたら食堂に行きましょう。」
そう言いながら、2匹を撫でてあげると、ゴロゴロと鳴きながら鬼灯に擦り寄ってきた。
「さて、美桜さんの支度をして、私も着替えないと。」
そう言いながら2匹の元を離れ、支度をしている中鬼灯は、考え事をし始めた。
(先程少しだけ見えた美桜さんの身体、至る所に痣や傷が有りましたね…嫌な予感がしますねぇ。)
脱衣所に美桜の着替えを用意し、声を掛けて鬼灯も着替えを済ませて部屋に戻って行った。