第8章 再会
10分程たった頃あさひが、目を覚ました。
「あさひさん大丈夫ですか?」
「…あっ鬼灯様大丈夫です…私元の姿に戻れたんですね…。」
「お話は、後で聞きます。鈴奏さんの試験受けられそうですか?」
「少しぼーっとしますが、大丈夫です。鈴奏様お願いします。」
「じゃあ始めるよ。ここにいくつかの薬草がある。この中から漢方を2つ、毒薬を2つ作ってもらうよ。」
そこに並んでいる薬草は、鬼灯でも見た事のないものばかりだった。
(頑張ってください。あさひさん。)
あさひは、薬草を手に取り作り始めた。
2時間が過ぎた頃
「でっ出来ましたっ!」
「それじゃ、審査といこうかねぇ。鬼灯頼んだ物は、用意したかい?」
「それなら外に有りますので持ってきます。」
鬼灯が外に出て持ってきたのは、亡者だった。
「こいつは、毒薬などを作り、お店の食品などに仕込み、無差別に何人もの人を苦しめた挙句、拉致監禁をし、研究薬を監禁した人物に死ぬまで投与し続けてた、糞野郎です。」
「じゃあ丁度いいじゃないか。小娘。お前が作った毒薬何か分かるかい?」
「はい、1つめが飲むと全身が焼けただれそこから、虫が湧きその虫が全身を神経を避け死なない程度の位置を喰らい尽くし、激痛を与えたのち、少しづつ神経を喰らう。と説明書に書いてあった薬ですよね?現世にいた時にそんな薬見た事ないので、ちゃんとできてるか分からないし、本当にそんな薬あるんですか?」
「これは、地獄の拷問用の毒薬だよ。小娘のがちゃんと出来ていれば、そうなるさね」
そう言いながら鈴奏は、亡者に薬を無理矢理飲ませた。