第2章 全ての終わりと始まり
「今部屋に空きがなくて、私の部屋になってしまうのですが我慢してください。」
「いえ!此方こそ鬼灯さんのお部屋を借りるなんて、ご迷惑をお掛けしてごめんなさい;;」
「お気になさらず、此方がお風呂です。着替えは、私の物しかないので我慢してください。用意をしておくので入ってきてください。」
「有難うございます。お借りします。」
脱衣室で服を脱ぎ、美桜は、髪を洗いながら、考え事をしていた。
(私本当に死んだんだなぁ…これからどうすんのかなぁ…はぁ…)
とため息をつきながら、髪の毛を洗い流して、ふと額の角に触れて
「…ん?何これ?何か硬いものが当たる様な…?」
お風呂場にある鏡を見て美桜は、叫んだ
「なっなんだこれーーー!!!!!角ぉーー⁈」
美桜は、裸なのを、忘れ鬼灯の元へ飛んで行った。