第7章 崩れる平和
「戻ってきたのですね、身体大丈夫ですか?」
むくっと起き上がり私の頭を撫でながら鬼灯さんが尋ねてきた。
「舐められたい、触られただけで大丈夫ですよ!昔に比べたらどうって事ないです!」
「…慣れてしまうのは、よくない事なのですが、しょうがないですよね…本当に無事でよかった…」
鬼灯さんに強く抱きしめられて私は
「でも凄く怖かったです…まだこんな想いしなきゃいけないのかって諦めた時に、鬼灯さんが助けてくれたから、凄く安心しました…助けてくれてありがとう御座います…」
私も強く抱きしめ返すと、頭を撫でられて
「私は、何があっても貴女を守ります!絶対に、もぅこれ以上辛い目に合わせません!」
「ふふっ私も鬼灯さんに何かあったら、私が守りますね!」
2人で笑って子供達を布団に運んでそのまま私の部屋でみんなで眠りについた。