第7章 崩れる平和
閻魔殿に戻って部屋に向かう時
「取り敢えずお風呂に行きますか…?」
「あっそうします!身体気持ち悪いんで…。」
「じゃあ支度しておきますね、下着は自分で出しますか?」
「鬼灯さんが大丈夫なら、適当に出していいですよ!お風呂行ってきます!」
私は、走ってお風呂に向かった。
汚れた身体を、洗ってる時ふと下着の事を思い出した。
「…あっ!鬼灯柄の下着買ったのバレるっ!」
私は、急いで脱衣所に出ると時すでに遅し、鬼灯さんが支度をしてくれていた。しかも鬼灯柄の下着。
「///っぬわぁっ////」
私は、恥ずかしくて赤面しながらお風呂に入り直した。
お風呂から出ると、子供達と鬼灯さんは一緒に居間でお昼寝をしていた。
ずっと視察なので疲れている上に今回の事があったから、疲れが一気に出たみたい。
「心配ばかりかけさせてごめんなさい…。今はゆっくり休んでください…。」
さらさらと鬼灯さんの頭を撫でていると、少し薄めを開けて鬼灯さんが起きた。