第7章 崩れる平和
「それにしても、よくここが分かりましたね…。」
「閻魔殿に戻ったら、美桜さんは、手紙を確認しに行ったと聞いて見に行ったら、あの手紙が散らばっていて、胸騒ぎがしたのでシロさんにお願いして匂いを追ってもらったのです。もうすぐ、獄卒達が来ると思うので、その格好では、外に出れないのでこれを着てください。」
そう言うと、着ていた着物を脱いで私に着せてくれた。
「有難うございます…この男は、どうなるんですか…?」
鬼灯さんによってフルボッコにされた男を見て
「取り敢えず1回身柄は警察に渡します。その後の事は、私が決めます。」
獄卒や警察の人達が来て、のびている男を連れて行って、私達も閻魔殿に1回戻った。