• テキストサイズ

地獄の果てに

第7章 崩れる平和


「もぅ大丈夫ですよ。ごめんなさい。守と約束したのに…」
「ぐずっ、これは、誰もっ予想出来ないですよっ!何だよっ!ストーカーって!っざっけんなっ!」

私が泣きながら文句を言っていると、落ち着くまで鬼灯さんは、抱きしめてくれていた。
大分落ち着きを取り戻した時、鬼灯さんが口を開いた。

「美桜さん、白豚の所で見てもらいますか…?万が一がありますから…。」
「ぐずっ、大丈夫です。突っ込まれる寸前で鬼灯さんが助けてくれたので…。てか、鬼灯さん帰ってきてたんですね!おかえりなさい。」
にへらと笑いながらそう言うと
「こんな時にお帰りなさいなんて、本当貴女って人は…ただいま。」

私の頭をポンポンと撫でて呆れた顔をしていた。
/ 192ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp