第6章 【世にも淫猥な御伽草子】桃太郎ver.
「挿れるぞ、美依っ……」
「はぁっ…ゆきぃ、ちょうらい……!」
「…っ、ねだるなよっ…止められなくなっちまう」
幸村桃太郎は、もう一度唇を軽く啄んでから。
それはもう、一気に。
美依鬼の最奥まで昂りをねじ込みました。
────ずぐちゅんっっ!!
「やっあぁぁぁ──……っっ!!」
「んくっ…締めんな、出ちまうっ……!」
「ぁっ…イイ、のぉ……!」
「そっか…なら、んっ…動くぞ……!」
幸村桃太郎は、腰が疼いて疼いて堪らず。
その疼きを満たすかのように、一気に加速し、美依鬼の中を擦り上げ始めました。
ずっぐちゅんっぢゅぷっぢゅぷっ…ぐちゅんっ!
そのメガトン級に大きな熱で、何度も何度も何度も。
奥を叩き付けるように、鋭く貫きます。
「ぁあんっ…!ぁっあっやっ…んっぁあっ!」
「きつっ…すげぇ、ぁっあっ!」
「激しっ…ぁあっ…ゆ、きぃ…んっはぁ…!」
「くっそ…俺が、持たねぇ……!」
ほんの短時間動かしただけで、吐精感は一気に高まり。
幸村桃太郎は堪えきれるはずもなく、すぐさま精を吐き出しました。
……純ゆえの早漏か、幸村は←酷
「はぁっ…はぁっ…しまった、中に……!」
美依鬼が孕んでしまうことを恐れてか、幸村桃太郎は真っ青になって美依鬼の顔を見ました。
しかし──……
それはつかの間の感情だったと思い知る。
「ゆ、きぃっ…もっと、熱いのほしい……よぅ」
そう、美依は今、媚薬に冒されている身。
ひたすらに快楽を求めて、欲しがるような瞳で幸村桃太郎を見れば……
それを感じた男が、止まるはずもなく。
むしろ純ゆえに、頭の線が一本切れ、幸村桃太郎は見境なく美依鬼を犯し始めるのです。
「なら、与えてやる……もう、止まらねー……!」
「おい、幸村は今、何回達した?」
「そろそろ二桁いきますね、秀吉さん」
「幸村は媚薬効いてないんでしょ?」
「美依鬼様は絶え間なく果てているようです、可愛いなぁ」
幸村桃太郎と美依の様子を見て、ため息をつく四人。
もう、彼等が交わり始めて結構な時間が経ちます。
……政宗さんはどこ行ったんだ?